【思考メモ】アブダクションと演繹法、帰納法
全体を通して、以下の例を用いる。
- 事例A:価格を上げる
- 結果B:売上が下がる
- 規則「A→B」:価格を上げると売上が下がる
演繹法(Deduction)
規則「A→B」と事例Aの観察とから、
Bという結果が起こると類推すること
例↓
- 「価格を上げると売上が下がる」という規則がある
- 価格を上げた
- 売上が下がるのではないか?
帰納法(Induction)
事例Aと結果Bを観察して、
「A→B」という規則があると類推すること
例↓
- 価格を上げた
- 売上が下がった
- 「価格を上げると売上が下がる」という規則があるのではないか?
アブダクション(不明推測法、Abduction)
結果Bの観察と規則「A→B」とから、
Aという事例が起きていると類推すること。
(ルール「A→B」の類推、Aが起きているかどうかで検証)
例↓
- 売上が下がった
- 「価格を上げると売上が下がる」というルールがある(のではないか?(仮説))
- 価格が高すぎるのではないか?(価格が高すぎないかチェックする(検証))
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